北海道阿寒産ブライオゾーア(コケムシ類)化石利用

ポリゾアW

(水質浄化用凝集沈降処理剤)

Kyowa Original Report

ポリゾアW(水質浄化及び土壌改良剤)

モスナイト(微細顆粒)

ポリゾアWは、ブライオゾーア(コケムシ類の化石)と無機系の添加剤を原料とした環境に優しい無公害型の凝集沈降処理剤です。
中和処理不要。

上記北海道阿寒町で採掘される良質のブライオゾーアに各種無機反応促進剤を添加し、微細粉末化した製品です。
また最近の研究で、同製品から遠赤外線が放出されている事がわかりました。

ポリゾアWは用途に応じて様々な使用方法がございます。

用途

湖・池・沼・養魚池等の水質浄化安定効果

@炭酸カルシウムの働きで酸素が発生するので、水の上層の水温と水底の水温が均等化し好気性菌、光合成菌が繁殖しやすい。
A消石灰等と異なりコンクリート化しないので池底汚泥は再利用できる。
Bミネラル分が、豊富なため養殖魚の成長を促進する。

水に直接散布するだけで、浄化が可能です。
ポリゾアWを、池に直接散布するとこんな感じになります。(夕張石炭の歴史村水上レストランの浄化テスト写真です。)

濁水及び汚水の水質浄化

池・沼・湖の水質浄化処理後の水質維持
1u当り4kg年間追加散布:当初散布量の10%
3〜5年に一度、当初散布量と同量の再散布が必要。
海底汚泥は、浚渫して再利用
(堆 肥・緑化用土等)する。


ポリゾアW水質浄化実験(Kyowa Agrica Original)

実験日2002年3月9日

実験内容:今回の実験ではペットボトルを利用しました。N=2で行いました。
1.どこにでもあるような普通の土を水で溶かし、濁水を作ります。自然沈降で沈降がどの程度進むかを観察します。
2.片方にポリゾアWを投入し、攪拌の後水質浄化の様子を観察します。
1及び2の観察ビデオからポリゾアWの水質浄化のスピードと度合いを比較判断します。

ごく一般的な土、地表から約1cmを採取 ペットボトルに土を入れた状態 

1.ポリゾアW水質浄化比較観察用ブランク2体(自然沈降の様子をワンカット途中早送りでお見せします。)
開始午前10時から約10分間自然沈降の様子を追いました。結果、予定の10分を過ぎても一向に沈降が進まず濁ったままの状態を確認しました。

ビデオ編集中

実験開始から約10分経ってもこの状態

2.ポリゾアW水質浄化実験(ブランク体の片方にポリゾアW投入し浄化の様子をワンカットでお見せします。)
開始午前10時16分から約5分間浄化の様子を追いました。結果はご覧の通り、凄まじい勢いで浄化していくのがわかります。
驚く事に、投入と同時に凝集し沈降していくのが確認できる事です。

ビデオ公開中

ブロードバンド対応(最高速度で接続してください。)

mossnite-movie

realplayerでご覧いただけます。左のカメラボタンを押してください。
実験内容が5分7秒ほど記録してあります。(無音声)



GET The realplayer

モスナイト投入後約3分後の写真 モスナイトが土成分を凝集沈降し、底部で弾力の有るフロック形成している

考察:ポリゾアWの水質浄化能力は非常に高く、投入と同時にその効果を発揮した。水質浄化スピードは、かなり速く目視で確認が出来るほどである。
凝集沈降する過程で、濁水中でポリゾアW粒子周りの濁り成分を取り込み次々にフロックを形成していくのが確認できました。
更に、凝集沈降した沈降物はフロック(塊状)を維持し、かなりの弾力を持っている。この二次生成物は自然界で有効な資源となります。


ブライオゾーア(苔虫類の化石)とその利用効果

ブライオゾーア 

ブライオゾーア
ブライオゾーアとは、1000年〜2500万年前に原生していた苔虫類の化石です。北海道阿寒町で発見された群生跡が地殻変動により隆起し地上に現出したものを、掘削・粉砕・乾燥などの工程を施した天然の鉱物資源です。
ブライオゾーアの鉱山では、昔から大型動物が食物の少ない厳寒期に化石を食べる姿が確認されてきました。
これにより、野生の動物が本能的に必要とされる成分が化石に含まれている事が解り、大型動物の飼料としての利用が始まりました。
ブライオゾーアに含まれる腐植フミン酸などの効果が、良質の土壌改良剤として利用され土質の改良効果によって土壌微生物への活性効果を促します。
更に、この微生物への活性効果の応用として、養魚池等のヘドロ処理が可能です。
ブライオゾーアがヘドロをはじめ、窒素・リンなどを吸着し底部で固まる事で含有成分の炭酸カルシウムの働きで水中微生物を活性化させます。
また、アオコなどの発生を抑制し長期的な水質安定化を実現します。
phが弱アルカリ性のため、池等での蚊の産卵を抑えます。(池底汚泥は堆肥、緑化用土として再利用できます。)
ブライオゾーアの特質である多孔質性を利用し、これに反応促進助剤として酸性域では陽イオン、アルカリ域では陰イオンと両性のイオン交換機能を持つ無機のアルミナ珪酸塩等を微量配合する事で、安全且つ無害で再利用性の優れた凝集沈降処理剤として製品化いたしました。
(注:通常の貝化石を使用した製品とは異なります。)


ポリゾアWに利用されるブライオゾーアは北海道阿寒町蘇牛地区新第三期層から出土します。
苔虫類
学術名:Bryozoa,Polyzoa
触手動物の一網か擬軟体動物の一網とされる。独立した一門と見なされる場合も有る。
蘚(せん)虫類または、蘚苔虫類とも言う。群体で石灰石・角質などの殻を形成し、各個虫は虫室口より体の前部を出し入れさせる。口及びその周辺の触手を伸縮させる筋肉を持つ。淡水産はPhylactolaemata(被喉(こう)類)、海産はGymnolaemata(裸喉類)と二分される。
郡体のからは、塊状・枝状・層状・網状があり、これらはオルドビス紀に出現するが、はじめから多種多様な形態を持つのでそれ以前から生存していたと推定される。
古いものは塊状・枝状が多く、次第に細い枝状のものが増し、デボン紀・石灰紀では網目状のものが多くなる。

ブライオゾーアは、現在でも日本だけでなく世界各国の海辺や海中・湖など様々なところで生息しています。種類も豊富です。しかし化石として大量に出土し応用製品化できる地域はおそらく、上記阿寒町の鉱山だけではなかろうかと思います。


ポリゾアW各種データ
ポリゾアW成分表 ポリゾアWと他の凝集沈降剤との比較表

  ポリゾアW研究開発グループ

ポリゾアW技術資料(PDF版)必要な時に取り出してください。


コメント

ポリゾアWはブライオゾーアの持つ優れた特性を生かした製品です。水質浄化効果を最大限発揮出来るように微細化粒状にしてあります。
天然素材で、人畜無害です。更に、驚く事に遠赤外線を放出するためか?ポリゾアWを1cm厚に敷いた上にお酒や水を置いておきますと味がまろやかになるそうです。(同研究グループメンバーが実際に試しました。)果物も置いておくと糖度が増すそうです。(但し、なんでも良いわけではないようです。)
このように、上記で説明した用途以外にも様々な応用がきく製品です。

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