補強複合タイプの加硫ゴム系シート防水材

バンドーファイバーシート

Kyowa Original Report


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バンドーファイバーシートは長年にわたり実績のあるバンドーシートをポリエステル繊維で補強し、信頼性をより一層高めた補強複合タイプの加硫ゴム系シートです。
JIS A 6008合成高分子ルーフィングシート補強複合タイプの規格に適合します。耐候性はもちろん、耐引裂性・耐衝撃性にも優れています。
従来の密着工法に加え、機械固定工法で施工できる信頼性を高めた複合加硫ゴムシートです。

ファイバーシートは国土交通省が定める建築工事共通仕様書、防水工事内のS-M1工法に適合します。
更にJIS規定の複合シートの品質では、唯一補強複合タイプという最高レベルにカテゴライズされています。


共通仕様書抜粋

【種別及び工程】
◆表9.4.1 合成高分子系ルーフィングシート防水の工法、種別及び工程


接着工法
機械的固定工法

S-F1
S-F2
S-F3
S-M1
S-M2

材料・工法
使用量
(kg/m2)
材料・工法
使用量
(kg/m2)
材料・工法
使用量
(kg/m2)
材料・工法
使用量
(kg/m2)
材料・工法
使用量
(kg/m2)
1
プライマー塗り
0.2
(0.3)
プライマー塗り
0.2
(0.3)
-
(プライマー塗り)
-
(0.3)
-
-
-
-
2
接着剤塗布
0.4
接着剤塗布
0.4
接着剤塗布
0.4
絶縁用シート敷設
-
-
-
3
加硫ゴム系ルーフィングシート張付け
-
非加硫ゴム系ルーフィングシート張付け
-
塩化ビニール樹脂系ルーフィングシート張付け
-
加硫ゴム系ルーフィングシートの固定金具による固定
-
塩化ビニール樹脂系ルーフィングシートの固定金具による固定
-
4
仕上げ塗料塗り
0.25
仕上げ塗料塗り
0.25
-
-
仕上げ塗料塗り
0.25
-
-

(注)ALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。


特長
1.機械的固定工法

・機械的固定工法を行う事によって既存防水層の撤去が少なくて済みます。
・エアー式ビス止め方式の採用で、施工時の騒音が低く施工効率も大幅にアップします。
2.環境に優しい
・ゴムシートは塩素を含んでいないので、燃やしてもダイオキシンの発生がほとんど有りません。
・機械的固定工法(絶縁)を行う事で、廃棄物の発生を最小限に抑えます。
・全面密着工法と比較して、有機溶剤の使用量が極めて少なくなります。
3.信頼性の高い素材
・35年以上に亘る施工実績で、耐候性に優れたバンドーシートにポリエステル繊維で強化した補強複合シートです。
・バンドーファイバーシートは、加硫ゴムに加えて繊維補強を施す事によって優れた寸法安定性を有しています。
鳥害
ポリエステル繊維補強によって耐衝撃性及び耐引裂性が大幅に改善され、鳥害に対して強くなっています。

ファイバーシートの規格
1.5o厚×1,200o×15m巻

ファイバーシートサンプル ファイバーシート模型@ ファイバーシート模型A

詳しくは、弊社にお問い合わせ下さいませ。
弊社は、バンドーファミリー会正会員です。

JIS複合シートの品質ページ抜粋(PDF版)を用意しました。 メールにて対応します。


コメント

独自のポリエステル繊維補強により抜群の強度をもっています。エアロスミス社の釘打機を採用した事によって大幅な作業効率の向上を果たしました。
絶縁工法により既存防水層の撤去が無くなり残材処分費用を軽減できるなど、さまざまな利点があります。


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