ザ・根回し
ザ・根回し?
元もと、樹木の植え替えの前に、根の処理をしておくことだったようですが、それから派生して事を行う前に、メンバーの了承を得ておくことをさす言葉ですが、日本では大変重要で、ビジネスの世界では海外にも知れ渡り、The
NEMAWASI は一部の辞書にものっているようです。
ISOでは?
ISOはヨーロッパで生まれたので、これはISO14001規格にはありません。(しいて言えばコミュニケーション(4.4.3)に入るかも知れませんが)。
また、日本のISOの参考書にも書いてはないようです。
しかし、日本の企業でISOを構築しようとするときは、根回しは欠かせないことだと思います。
トップダウン?
ISOはトップダウンから始めると多くの参考書には書いてあります。欧米では、それでよいと思いますが日本では、やはり伝統的な根回しから始めるのが良いと思います。
ある日突然、社長が「我が社もISOを取るぞ」!と云えばよいことになっていますが、それを聞いた社員は驚いて「えらいことになったぞ、自分に白羽の矢が立たないように」となるべく雑用?から逃れようとするのがおちです。
日本的ISO構築方法
社長は、まず「ウチでも、そろそろISO取得を考えたいのだが、どうかな?、皆んなもISOの情報を集めて報告してくれ」程度から始めるのがよいと思います。
社員はISO取得の情報を集めて勉強する内に、「なるほど、ISOには、こんな良い面があるのだ、ウチでも是非取得しよう」との機運が生まれて来ます。そして「私も是非ISOのメンバーに加えて下さい」との声が上がれば8割方成功したようなもんです。
社員のコンセンサスも得ないで
ただ流行に乗り遅れないように、無理してISOなど取ろうとしてもロクなことはありません。
お金が掛かる割にメリットが少ない。書類作成などに労力がかかる。後の維持が大変だ。など巷間云われていることは、すべて最初の取りかかりが間違っているからです。
全員参加で
ISO規格を利用して、全社員が頭を使って良いシステムを造り、種々の改善に励めば、企業が活き活きとして、業績も上がります。
親会社や近隣の圧力で消極的にISOなど取っても意気もあがりません。無用の長物となるだけです。
全員参加で楽しくISOに取り組みましょう。