4輪用オーリンスショックに関する様々なサービス情報をお知らせします。オーリンスの性能を100%発揮できるよう、また、使い捨てでないメンテナンス可能なメリットを生かして長く使っていただけるよう、ぜひご覧下さい。

[ショックオーバーホール工賃改定のお知らせ]
 11月1日よりショックオーバーホール工賃の改定を実施することになりました。オーリンズの商品ラインナップが増え様々なタイプのショックがあるため、タイプ別の内容に沿った工賃へ細分化することになりました。
 ラボカロッツェリアの告知にあります 工賃+部品パック のパック内の部品数点は当社の基本工賃に含まれているため下記のような表示としました。なお、仕様変更(セッティング変更)はそれぞれのO/H価格に+2,000円となります。
 [ 工賃新価格  1本あたり税別価格 ]
  1.正立タイプ   定価:10,000円 + 交換パーツ
  2.正立別タン   定価:12,000円 +   ↑
  3.倒立タイプ   定価:12,000円 +   ↑
  4.倒立別タン   定価:14,000円 +   ↑

  注)ダメージがひどく作業時間が大幅に増える場合、割増し料金になります

[シリンダー・ロッドの再メッキ・チタンコーティングについて]
 シリンダー・ロッドのキズや表面メッキ剥離が発生した場合これまでは新品に交換する方法しかありませんでした。新品に交換しても同じレベルのものをまた使うことになりますが、当社から専門メーカーに依頼して業界トップレベルの状態に再メッキすることが出来ます。メッキ強度・表面硬度・面粗度全てにおいてグレードアップすることが出来ました。新品交換と変わらない価格でロッドキズによるOIL漏れやシリンダーのメッキ剥離を防止できます。
 さらにグレードを上げチタンコーティングを施すことで表面硬度はハードクロームの実に2.2倍、面粗度はさらに向上しキズとは無縁で究極の低フリクションを実現しました。ストラットタイプにおける微小なステアやスロットル操作に敏感に反応するスムースな車の動きは予想を上回る素晴らしさで、これはチタンコーティングでなければ発見できませんでした。OHLINSのためにあるようなゴールドに輝くチタンコーティングを施すことで真のNO.1ショックになるのです。
[車高調ストラットのメタル磨耗対策グリスについて]
 製品で使われているグリスでは磨耗対策が十分ではないため当社では2種類のポリウレアグリスを使用しています。優れた極圧性と低オイル分離性及び高い耐水性を持ちメタルの磨耗を押さえます。従来のグリスはストラット内に水分が入ると極端に性能が劣化したり耐久性に難がありました。ポリウレアグリスはこの欠点を改善し長期間性能を維持します。ノーマル形状ストラットでもラリーなど長時間・高温使用にも効果大です。
 ライト(グリーン)…低温特性に優れた低フリクションタイプ
 ヘビー(レッド) …極圧性を重視したヘビーデューティタイプ
           クリアランスが広がっても音が出ません。
メタルの早期磨耗にお悩みの方はぜひお試しください。
[減衰力ADJ(調整)について]
 現在,OHLINS製品には次の4種類の減衰力ADJを用途によって設定できます。
   1.圧側   1WAY−ADJ
   2.     2WAY−ADJ
   3.オリフィス1WAY−ADJ
   4.圧側・伸側  独立−ADJ
それぞれに違ったメリットがあり、用途に応じた使い分けが可能です。
1.圧側   1WAY−ADJ
 4輪用オーリンスショック発売時からジムカーナ用に使われてきた圧減衰のみを調整するタイプです。基本特性が変化しないため路面のグリップに対応するような微調整が可能です。カチッとしたフィーリングが特徴です。
2.2WAY−ADJ
 伸び減衰と圧減衰が同時に変化するタイプです。乗り心地を重視するストリート用だけでなくダートラ/ラリー用にもマッチし、ジムカーナやサーキットでも車高調整(H/A)で高いレートのバネに良く合います。伸び減衰が変化するためADJ段数でショックの性格が変わってきます。
3.オリフィス1WAY−ADJ
 ピストンにオリフィス加工を施し、伸び減衰を上記2WAY−ADJのある段数(4段相当とか)に固定し圧減衰のみを調整するタイプです。ダートラ/ラリーの様にある程度初期減衰を抜きたい場合に用います。ラリーの鎌田選手やダートラの木本選手のフロントショックがこのタイプです。また、ジムカーナやサーキットでも四駆やFF車のリヤに使います。
4.圧側・伸側  独立−ADJ
  圧/伸がそれぞれ独立して調整できる理想のタイプです。しかし、サブタンク付きになるため価格が高くなり取りつけスペースの制約も出てきます。そのため、設定された車種が小数に限定されています。
[車高調整ストラットのスライドメタルについて]
  ストラットタイプのサスペンションは横方向の荷重を強く受けるため、ノーマル形状ストラットではスプリングをオフセットすることで荷重を相殺しています。直巻スプリングを使う車高調整(以下H/A)ストラットでは横荷重が大きくなるため、内側のスライドメタルの負担が増えてしまいます。このようにノーマル形状ストラットよりもスライドメタルの摩耗が早くなるため早めの交換が必要です。地金が出てしまいますとダンパーシリンダー表面にキズが付き、シリンダー交換となってお客様の負担が大きくなりますのでご注意下さい。
 H/A製品にはH/A専用スライドメタルが使われています。ノーマル形状からH/Aへ加工されたストラットをお使いの方は早めの交換をお勧めします。メタル単品の交換が可能です。(専用のグリスもセットです。)
なお,現在当社でノーマル形状からH/Aへ加工するショックはH/A専用スライドメタルと専用グリスが使われています。安心してお使いください。